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Words - 版画用語集 -

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版画
銅版画
石版画
木版画
シルクスクリーン
セリグラフ
スクリーンプリント
モノタイプ
エスタンプ
オリジナル版画
創作版画
手彩色版画
併用版
リトグラフ
アクワチント
エッチング
ソフトグランドエッチング
メゾチント
オフセットリトグラフィー
エングレーヴィング
木版(ウッドカット)
ドライポイント
ステンシル
エッチング
デクパージュ
デカルコマニー
インタリオ
メゾチント
リノカット
シュガーアクワチント
彫刻
オブジェ
フォトモンタージュ
モダニズム
モデュロール
モワレ
モンタージュ
キネティックアート
セラミックスカルプチャー
アルシュ
宣紙
ストラスモア
単宣
中性紙
ハーネミューレ
ファブリアーノ
ファンヘルダー
ブレダン
麻紙
洋紙
ライスペイパー
和紙
エディション
限定枚数
ラージエディション
イメージサイズ
EA・HC
カタログレゾネ
挿画本
拓本
エスタンプ版画
後刷版画
色違い作品
板目木版
染料
リプロダクション
スーパーフラット


版画

銅や木や石などに形態を刻み、インクや絵具を刷り込ませて
紙や布に吸い取らせることによってつくられる絵画一般の総称。
使用する素材によって木版画・銅版画・石版画などに分かれる。

銅版画

銅版を用いる版画で、主に西洋で発達した。
凹版で、銅版に直接彫刻刀で彫る方法と、薬品を用いる腐蝕銅版画とがある。
ドライポイント、エッチング、アクアチント、メゾチントなど様々な技法がある。

石版画

銅版画・木版画などと並ぶ版画の一種。
石板に印刷インキが付く部分と付かない部分をつくって印刷する。
ロートレックなどが盛んに用いている。

木版画

板を版木として制作される版画。
凸刻を主体として複雑な表現を行うことができる。
最も古くから発達した版画術で、浮世絵版画は高度な多色木版画である。

シルクスクリーン

版画の孔版の一種。
絹のスクリーンを蝋や漆で部分的に覆い、残りに色を塗って浸透させ、形態を表現していく方法。
数種のスクリーンを使って複雑な表現を行うことができ、また安直である。

セリグラフ

シルクスクリーンのこと

スクリーンプリント

シルクスクリーンのこと

モノタイプ

版画の一種。1枚しかできない摺絵のこと。
ふつう描いたものの上に紙を当ててプリントしてつくる。
厳密には版画といえない点もあるが、プリントの味があるという点では版画といえる。

エスタンプ

エスタンプは、物故作家などに多く使われます。
オリジナル版画との大きな違いは版画制作するために作られたのではなく
主に人気作品を複製した作品です。

オリジナル版画

版画を制作する目的から作家が下絵を描き、
版画摺りの際も作家自身が納得して出来上がった作品。
そして作者自身が作品番号とサインをしています。

創作版画

オリジナル版画のこと。

手彩色版画

モノクロームで摺られた作品に水性絵具などで彩色した版画のこと。

併用版

2種類以上の技法を用いて作成した版画。

リトグラフ

石版画の原名(英語)。略してリトともいわれている。
平版で油が水をはじく原理を用いて石版に直接描き転写する技法

アクワチント

凹版で銅板に松脂や砂糖の粉末を塗布して、多孔質の面を作り作描する技法。
線を刻むエッチングに対して、防蝕ニスをほどこした銅板に塩や砂糖(暗地用)、樹脂粉末(明地用)で
スパッタリング状の面を作って腐蝕させることで細かな色面を作り、より柔らかな明暗効果を生む。

エッチング

凹版で銅板に耐酸樹脂でカバーして鉄筆で刻描した後
硝酸で腐食し版を作製し圧着転写する技法

ソフトグランドエッチング

防蝕剤で銅板の上に膜を作り、薄紙をのせ、
その上からニードルで描いた後、腐食して作成した技法。柔らかい味が出る。

メゾチント

凹版で銅板に櫛歯状の彫刻刀で縦横斜めに線を入れ
黒面を作りスクレーパーで削って白面を作り作描する技法

オフセットリトグラフィー

オフセット・リトグラフィー
印刷・版画技法のうち平版技法の一種。
原理的にはリトグラフと同じだが、オフセットでは版面に着肉したインクを
いったんブランケットと呼ばれるゴムの圧胴に転写し(off)、これを介して用紙に刷り取る(set)。
現在、大量高速印刷の商業印刷ではもっとも一般的に使われている技法。

エングレーヴィング

彫刻凹版技法のこと。インタリオ(凹版)技法における直接法の一種。
ビュラン(burin)と呼ばれる鋭利な刃物で金属面に直接彫りつけて刻線をつくり、
その溝にインクを詰めてプレス機で印刷する。

木版、ウッドカット

木の板に図像を彫刻して製版したものを版として用いる版画技法の総称。
通常は、板目を凸版として利用する板目木版を指し、木口を版材として用いる木口木版とは区別される。

ドライポイント

銅版に鋼鉄針などで直接刻描する技法。

ステンシル

絵柄を切り抜いた型紙を素材に当て、絵の具をつけた筆やスポンジで、
パッティング(たたく)してプリントする方法

エッチング

インタリオ(凹版)技法における間接法の一種。
グラウンド液を銅版の両側に塗り、よく磨いた表面を刻描する。するとグラウンドがはがれて銅版面が露出する。
これを硝酸の中に入れるとその温度、時間、長短によって線の太細が異なってくる。

デクパージュ

紙などを輪郭に沿って切り抜くこと。一般には、子供の切り抜き絵のことを指す。
また工芸美術におけるデクパージュは「紙に印刷された絵や図版を切り抜いて支持体に貼りつける」技法のこと。

デカルコマニー

光沢のある紙の上に、黒のグアッシュで描いた図柄を圧力をかけて転写する技法。

インタリオ

広義には印刷・版画の凹版技法全般を指す。
対する凸版技法はレリーフ・プリンティングと呼ばれる。
版画では、エングレーヴィング、ドライポイント、メゾチント(以上、直接法)、エッチング、アクアチント(以上、間接法)
印刷では、紙幣、証券の印刷に用いられる彫刻凹版(直接法)とグラビア印刷(間接法)が代表的なインタリオ技法である。

メゾチント

版画技法用語で金属凹版の技法の一種。
ロッカーという道具で版の表面全体に、縦、横、斜めと細かいまくれを作る。
そして金属のヘラやコテで、そのまくれを取り除いたり、平滑になるまで磨いたりする。
その後、版にインクをのせ拭き取る。削る度合いや磨き方を加減することでさまざまな段階の明暗が得られる。

リノカット

版画技法の一種。版式では木版と同じ凸版技法に分類される。
版材には建築材料に使用されるリノリウム板を用い、板目木版画用の彫刻刀で彫版する。

シュガーアクワチント

銅板に、砂糖と少しのアラビヤゴムを水で溶かした
液で直接描いたグランドをひき乾燥後、水で洗うと描いた部分がはがれ、
その後、腐食液に浸け版を作る技法。

彫刻

三次元的な物体を用いて表現すること。
木彫や石彫のように物体を上から彫っていくのと、
塑像のように下から盛り上げて立体化していくのと、二つの方法がある。

オブジェ

物体という意味のフランス語(objet)。
美術の世界ではあまりみられない物体を美術作品として提示すること。

フォトモンタージュ

切り抜いた写真を組合わせて新しいイメージを表現した作品。
一般的には写真や映像の技法。

モダニズム

辞書的な定義に倣うなら、「モダニズム」とは時代を問わずに「現代の……」を意味するはずだが、
美術史上の「モダニズム」は19、20両世紀にまたがる一時期へと限定される。

モデュロール

(寸法)と(黄金分割)を結びつけた建築家ル・コルビュジエの造語。

モワレ

細かい規則的なパターン同士を重ね合せた時に生じる、干渉縞の模様。

モンタージュ

元来組み立てるというフランス語。転じて映画の編集技術用語となった。
複数の写真で作品を構成するフォトモンタージュも隆盛をみた。

キネティックアート

人力や風力、あるいはモーターなどで動く部分をもった彫刻の総称で、
その運動を動力に依存することに因んで、ダイナミズム(動力学)の一部をなすキネティックの名が与えられた。

セラミックスカルプチャー

「陶製彫刻」。粘土で作られた立体作品全般を広く意味する言葉だが、
粘土による立体作品を工芸から美術へとランクアップさせようとした美術運動を指す場合もある。

アルシュ

洋紙でフランス製のやや厚手のリトグラフ用紙の名前。

宣紙

中国の紙の総称で日本では、画仙紙と言う場合もあるが、
原料は、主に稲のわらで作られた薄くてやわらかい紙です。

ストラスモア

洋紙でアメリカ製の薄い紙で中性紙の版画用紙の名前。

単宣

一枚漉きの宣紙のこと。

中性紙

PHが中性の紙のことで、マット・合紙に中性紙を使用すると版画が焼けない。

ハーネミューレ

洋紙でドイツ製の肉厚でドーサの利いた銅板やリトグラフ用紙の名前。

ファブリアーノ

洋紙でイタリア製のリトグラフ用紙の名前。

ファンヘルダー

洋紙でオランダ製の銅板やリトグラフ用紙の名前。

ブレダン

洋紙でフランス製のリトグラフ用紙の名前。

麻紙

原料は、麻で非常に強靭な紙で奈良時代によく使われた。

洋紙

西欧から伝来した紙の総称で日本の手漉きの和紙に対して機械で漉かれた紙のこと。

ライスペイパー

薄葉紙の一種で、麻と化学パルプより作られタバコの巻紙などに使われている。

和紙

日本で昔から漉いている手漉紙を指し主に雁皮・楮・三つ叉などを原料とし造られた紙のこと。

エディション

限定部数を指しエデション100と言えば、100部限定の意味です。

限定枚数

同じ作品が何枚刷られたの表記。一般的には分数で表示される。

ラージエディション

版画の摺り枚数がおおむね300枚以上の作品を指す。

イメージサイズ

作品の紙面に摺り出された版画の形象画面の実際の寸法を(タテ×ヨコ)で表記します。
イメージサイズは画面の余白の部分(マージン)を含みません。

EA・HC

H.Cは非売。E.Aは作家保存用。
限定数以外に全枚数の10%から15%位程度、作家と版元が保存します。

カタログレゾネ

それぞれの作家の作品目録をまとめた本。

挿画本

古典や名作を元に読む本から見る本へ版画を装填した
本のこと。シャガール・ボナール・ピカソなどが制作している。

拓本

石碑などから文字や絵を墨を使い宣紙などで転写したもの。

エスタンプ版画

作家が版画にすることを意図しないで制作された作品を原画にし、
作家や遺族の了承のもとに、第三者が制作した作品のこと。

後刷版画

作家が制作した版画の原盤が、遺産として残ったものを遺族や画商が新たに追加制作したもの。

色違い作品

版は、同一使用で色の構成を変えて刷られた版画

板目木版

木材を縦引きした版木で平行した木目を柾目平行してないものを板目と言う。

染料

繊維などを染める色素となる物質で動物・植物・鉱物などからつくられる。

リプロダクション

著名な作家の油絵などを写真製版し、活版、オフセットなどの印刷行程を経て殆ど無限に近く刷った複製画のこと。

スーパーフラット

平板で遠近法的な知覚を拒むなど、伝統的な日本画とアニメーションのセル画とに
共通して見られる造形上の特徴を抽出した概念。


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